但馬香美町と因幡岩美町の通玄さん飴買い幽霊伝説と磯見の小舟

先日、いわみガイドクラブの定例会の際に、但馬地方、兵庫県豊岡市竹野町の相谷にあるマルコ という磯見の小舟を紹介しました。

相谷の漁師さんによると今はグラスファイバーのカンコ舟(平底の小舟)になり、何年も使っていないとのことです。


小話

山陰海岸(リアス式海岸)の漁村の住民は、急斜面を切り開いた畑の耕作と、荒々しい日本海の波を避けながら、小さな手漕ぎの舟(磯見舟)を出して、海中を覗きながらウニやサザエ、アワビ、岩のりなどを採る「磯見漁」を行い豊かな海の幸を収穫して生計を立てていました。

同じく山陰海岸ジオパーク内の島根県隠岐郡の海士町(あまちょう)などでは、有志による修復や文化、伝統技術を引き継ぐための「カンコ舟競争」や操船体験を実施している地域もあるようです。

補足ですが、山陰海岸繋がりで竹野町の田久日(たくひ)漁港は「陸の孤島」と呼ばれた平家落人伝承が残る海辺の集落に位置する漁港で、「大漁を祈願する神様」として大切に信仰されている田久日弁財天が断崖絶壁に鎮座しています。

ちなみに10年ほど前に鎧駅~余部埼灯台~浜坂の但馬海岸遊覧船に行ってきました、と題した香住の御崎地区に行った活動記録もあります

鎧駅~余部埼灯台~浜坂の但馬海岸遊覧船に行ってきました

先日、いわみガイドクラブメンバー5名でプチ研修?という名のお出かけで香住港~無人の鎧駅にいき、鎧港からの景観を楽しみました。 私は大阪駅から出るはまかぜの夜便に…

続いて、香住の町中にある通玄寺(通玄禅寺)は、兵庫県美方郡香美町香住区香住235の臨済宗南禅寺派の寺院)についてです。浦富の通幻さんが再興されたといわれるお寺で、浦富と同じ飴買い幽霊伝説がありました(こそだてゆうれい)

通幻禅師(つうげんぜんじ)は、南北朝時代の曹洞宗の僧侶ですが、香住の通玄寺(通玄禅寺)は臨済宗です。出石の沢庵和尚が関わったころから宗派は変わったようだというお話を会員に伝えました。

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岩美町の通玄禅師の生誕地は町史跡に指定されています

→ 通玄禅師についてはこちら

山陰海岸ジオパーク繋がりでぜひ、訪ねてください。またいわみガイドクラブではこのような歴史を共に学んで記録に残し、伝える活動をしています

※情報・写真提供 いわみガイドクラブ油浅


※山陰海岸ジオパーク養成講座中級専門講座3として、9 月 19 日(土)10 時~11 時から岩美町中央公民館にて「旧山陰道 但馬往来 解説」を開講いたします
詳しくは→ https://iwamiguide.com/20262-2/

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