ガイド養成講座中級編・牛が峯神社の里を歩くのレポート
ジオパークガイド養成講座中級編が開催され岩美町と新温泉町の境(県境)にある牛ケ峰山に登り牛ケ峯神社と頂上に行きました。
牛ケ峰山は以前は金鳥山といわれていましたが遠くから見た風景が、牛の寝ている姿に似ているところから『牛ケ峰山』と呼ばれるようになったそうです。
時折キツイ登り箇所はありましたがネットで調べると藪山と書いていたので覚悟した分、トレイルはしっかりしていたので登りやすかったです。(想像よりは…という意味で…山は山ですので個人差はあります。)
牛ケ峯神社の創立は朱鳥3年(689年)6月18日に伊勢内宮より勧請され、但馬国では越坂村・内山村・海上村(現新温泉町)、因幡国では洗井村・鳥越村・銀山村(現岩美町)の二国六か村の氏神とされていました。
その後、9世紀半ばに但馬側の山が半分崩れ、大半が滅却した後に再建し反映しましたが、度々兵士の反乱により焼却したそうです。その後、源頼朝が河原山興福寺という一宇を建立して武運長久を祈り、室町時代初期には足利尊氏も参拝し、寄付もあり42カ寺の大霊場となり長い間発展したそうですが、羽柴秀吉が鳥取征伐の際に寺領奉還を命じた際に僧たちがそれを受け入れず敵対したために攻略され打ち壊されてしまったそうです。
その後、宝永4年(1707年)に但馬と因幡の両氏子により再び社殿が造営されました。
祭礼日には(現在7月18日)牛を飼っている家は必ず一人以上は参拝し本社でお札を受けて帰り、木札はお守りとして牛の首につるし神の札は牛舎の柱に貼り付けるのが常で、参道に生える熊笹を数本刈り取り、御祈祷を受けて持ち帰り、そのササを牛に食べさせると雌牛が生まれると言われ、今でもこの風習は受け継がれているようです。
牛ケ峯神社にてお参りをしたあと頂上に登頂をしましたら標高は712.8mと記されていました。牛ケ峯神社は日本神話では五穀をつかさどる神、食物の神とされています。
歴史の部分はハイライト的な記載になりましたがいわみガイドクラブに牛が峯神社までの登山ガイドをご依頼いただく際には資料と共にお話しいたします。
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ジオパークガイド養成講座中級編では岩美町界隈の歴史や自然に触れることが出来ます。身体を使い、自分の目で見て空気を感じることで学びと記憶に深みが加わります^^
