ジオパークガイド養成講座中級編第2回天神池、河合谷高原の開発の歴史を振り返るのレポート

11月10日に開催されたジオパークガイド養成講座中級編第2回天神池、河合谷高原の開発の歴史を振り返るのレポートです。

河合谷高原は岩美町・国府町(現鳥取市)にまたがり、兵庫県に接した高原で面積約900ha(岩美町約30ha)の扇の選から噴出した溶岩が形成した台地で安山岩でなりたち、袋川と蒲生川の分水嶺であります。

前日の11月9日が冷え込んでいたので初雪が残っていました。高原にあるススキは、地域の子供が牛を連れてあがり、草を食べたりする牧場でもあり、藁ぶき屋根の材料としても使われていたそうです。この山道に水路をつけたり、牛を連れて上がったりと生活の中で大変な労力が必要だったのだなと改めて思います

標高約1000mからは岩美町の集落、浦富海岸が一望でき、気持ちよかったです。

そして天神池へ向かいます。

江戸時代の頃から農業用水、生活用水を満たしている天神池は寺垣勘十郎氏の開墾事業として知られていますが、老朽化が激しくなり、平成8年から平成12年にかけて修復が完了しました。※寺垣勘十郎氏の碑は鳥越集落にあります。

天神池には休憩小屋もあり(施錠・トイレ無し)、扇ノ山に続いている道もあります。天神池で見つけた植物はヒカゲノカズラやハウチワカエデの紅葉そして火山礫のスコリアも発見しました。その他、モヘイ谷滝など写真10枚をfacebookページにアップしています。

 河合谷高原・天神池レポート写真

その他、牧場の敷地にはいったり、険しい山道を走ったりと、単独ではなかなかいけない(一人では怖い道もありますので…)岩美町の山や周辺集落の暮らしについて、開発や歴史に触れることができました。ジオパークガイド養成講座は引き続き開催しています。岩美町や周辺のことを学んでみたい!興味がある!と思われる方はぜひご参加ください。

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